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日本小児科医会国際部   

活動報告report

韓国(2014年 日韓シンポジウム開催報告)

   Fukuoka-Incheon International Symposium

            国際委員会委員長  進藤静生
 かねてより交流のあった仁川(韓国)との交流会は、平成26年度は仁川小児科医会からのメンバーが福岡を訪問することになっていました。福岡地区小児科医会ではシンポジウム開催時期は日本の季節が良い10月または11月頃を予定していました。しかし、昨年の11月ころ仁川小児科医会の友人のドクターを訪問した福岡地区小児科医会のメンバーである、植山奈実先生夫妻は仁川のドクター達は韓国の祭日である2月28日、3月1日、2日の3日間に福岡を訪問することを希望しているとのことで非常にあわてました。なぜなら2月下旬から3月にかけては日本ではインフルエンザ流行期と重なって、外来が忙しい時期ではないかと心配していました。何度か仁川の小児科医会の先生方とのメールでのやりとりをしましたが、最終的にはこの日程を動かすことは無理であることが判明しました。そこで福岡地区小児科医会の国際交流委員会は月に1〜2回のペースで委員会を開催して、日韓シンポジウムをどのような形式にするかを議論しました。その結果、まず2月28日は金曜日なので、開催時間は7時過ぎからでないと福岡地区小児科医会の会員の参加は難しい、シンポジウムの開催時間は19時30分くらいより開始し、シンポジウムの時間は90分間で、その後、すぐに懇親会に入らないと皆さんが空腹で耐えられないのではないかという事です。もうひとつの問題は福岡地区小児科医会でもシンポジウムのため毎年、60万円づつの積立金を確保していましたが、もちろんそれだけは足りません。その為、日本小児科医会よりの補助金を頼りにしていましたが、会計年度では平成25年度になるため、平成25年度の補助金は台湾小児科医会との交流事業のためにすでに使用していましたので、仁川とのシンポジウムでは日本小児科医会からの補助は出ないとのことでした。そこで岡田純一国際部担当理事にお願いして26年度の国際交流費は請求しないので、日韓シンポジウムのために前倒しで補助金を頂けないかということを、日本小児科医会理事会にお願いしていただくことになりました。理事会で協議の結果、特例で補助金を出して頂くことになりました。おかげでひと安心となりました。しかし次の問題が持ち上がりました。前回平成24年仁川でのシンポジウムの折に仁川小児科医会の金会長にお願いして、かねてより交流のあった高雄小児科医会の劉錦翔先生をオブザーバーとして招待してほしいとお願いして引き受けていただきました。ですから今回は初めての日本・韓国・台湾の3カ国小児科医会(東アジア小児科トライアングル)シンポジウムを開催しようと計画していました。まず仁川のメンバーのリストが送って来ましたが、24名とのことで、日本側からは約30名、台湾からはメールで25名くらい出席すると返事がきましたが、国際交流委員会では福岡地区小児科医会単独で台湾・韓国合計約50名プラス福岡地区小児科医会のメンバー約30名合計80名のシンポジウムを引き受けることは、資金的にも難しいのではないかとの意見が圧倒的でした。そこで高雄小児科医会の劉先生にメールを送り今回は5〜6名に減らしてほしいとお願いしました。最終的には韓国からは22名、台湾からは7名、福岡からは37名の合計66名となりましたので、とりあえず、60名前後で会場を予約して受け入れ準備にかかりました。当日は、仁川から主に演者グループである第1陣が到着する15:00ころに植山奈実先生ご夫妻に空港へお迎えに行って頂きました。それから第2陣および台湾のグループは18:00ころ到着予定なので、松本一郎先生にお迎えをお願い致しました。全員19:00の開催時間に間に合いシンポジウムをスタートすることができました。シンポジウムのプログラムは表1.のようにまず私、進藤が”Immunological study of A(H1N1)pdm09 vaccine in same infants during 2009 and 2010 Flu season”  のタイトルでパンデミックワクチンの免疫原性について発表を行いました。つぎに、国立病院機構福岡病院の村上先生による “Prevalence of Exercise-induced Asthma Japanese school children” 発表が行われました。 つぎに、韓国のDr.Ryoo による “Gastrointestinal hemorrhage in children and adolescents for busy pediatrician” の発表が行われ、最後に韓国側のDr.Kimによる “Steroid phobia of Atopic Dermatitis”のタイトルで発表が行われ、日本、韓国、台湾のドクター達より活発な議論がなされました。 シンポジウム終了後は、すぐに懇親会に入りましたが懇親会開催を前に福岡地区小児科医会の植山奈実先生のご主人で、能楽師・囃子方太鼓・金春流でもある吉谷潔師と能楽師・囃子方・森田流の相原一彦師による「神楽」の演奏があり、笛と太鼓の演奏を楽しんだ後旧交を温めて杯を重ね合いました。


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