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日本小児科医会国際部   

活動報告report

台湾

活動報告写真

        台湾研修旅行の思い出

               福岡地区小児科医会(丹々会)

                    青木真知子  進藤静生

 台湾小児科医会、高雄小児科医会との交流会は日本小児科医会と福岡地区小児科医会(丹々会)が定期的に行っている交流会でもあります。丹々会国際交流委員会のメンバーである私は、委員長の進藤先生の「台湾で小児肥満について発表しなさい」の御発言で、参加することになりました。平成23年9月17日に福岡空港より中華航空機で出発しました。福岡からは、高崎好生先生、進藤静生先生と姪御様、植山奈実先生と私です。東京から沼口俊介(東京小児科医会副会長)先生、名古屋から岡田純一(日本小児科医会常任理事)先生が御参加のため、台北の空港で全員集合となり、総勢7名が揃いました。
 台北でガイドさんのお出迎えの後、バスで台湾新幹線桃園駅に移動し、一路高雄へと向かいました。高雄駅には、日本の先生方と御親交の深い劉錦楊先生が、お出迎えに来て下さっていました。
 その夜、高雄小児科医会との交流会がありました。こちらから、3題の発表を行いました。
@     Childhood obesity: diagnosis and management at pediatric clinic (青木真智子)
A     インフルエンザの話(沼田先生)
B     RSウイルスの話(進藤先生)
 沢山のご質問を頂戴し、私がうまく答えられないところを、進藤先生に助けていただきました。RSウイルス迅速検査について、台湾の先生方もご興味があるようでしたが、一般には使用されておりませんでした。活動報告写真その後の懇親会では、楽しい楽器の演奏や歌、手品のご披露などがありました。我々全員に簡単にできる手品グッズを頂戴しました。皆、一生懸命練習し、70%くらいの割合で成功できるようになりました。何かの会合でお披露目できるかもしれません。また日本語の歌もお上手で、元高雄医科大学名誉教授の沈柏先生と「長崎は今日も雨だった」をご一緒に歌いました。台湾の先生方は、偉い先生方がとても気さくに、若者?の私にもお声をかけてくだり、一緒に楽しんでくださいます。異国にいても、言葉はあまり通じなくても、心一つでコミュニケーションはとれるものなんだなあと感心しました。宴会の後、劉先生とご一緒に、台湾式足裏マッサージに行きました。オリエンタルな雰囲気の中、皆がずらりと並んで、肩と足のマッサージをうけました。結構痛かったですが、疲れが吹き飛びました。
 翌日午前中は、劉先生のご案内で、高雄からマイクロバスに乗り、台湾の先住民が暮らす保護区の観光地に向かいました。バスの中では、沼田先生や岡田先生から、東京や名古屋の医療事情についてお話を伺うことができました。高崎先生や進藤先生が、博識で色んなことを伺うことができました。奈美先生はいつもほがらかで、場をもりあげてくださいまし、海外旅行の不慣れな私をいつも助けてくださいました。高雄の大都市を抜け、一面の住宅地を抜け、椰子の木の林を見ました。椰子の木から取れるびんわん?の実は、口の中が赤くなり、向精神薬の作用があることを聞きました。そうこうする間に、高い山が立ちはだかり、先住民のテーマパークに着きました。とても広く、本当に観て廻るには、2日ほどかかりそうです。先住民には、14の部族があり、台湾の政府より保護されています。お出迎えの大砲のセレモニーの後、時間が無いので、14部族の踊りと歌を観光しました。山に住む部族、海に住む部族、狩猟目的の部族など、部族によって性格と暮らしに様々なものがあるのがわかりました。彼らは、オセアニアの広い地域に暮らしているそうです。
 その後、高雄で美味しい海鮮料理をいただき、また新幹線で台北へ移動しました。そして台北シェラトンホテルにて、台湾・日本小児科医交流の学会がありました。
 台湾では、大学の先生方と開業医の先生方との学会が分かれておらず、おいでになられたのは、大学と大きな病院の部長の先生方が多かったです。こんな立派な会場でなんで私が発表できるのかな?
と思いながら、昨日に続いての発表でしたのでだんだん度胸がついてきました。この間の東日本大震災について、台湾の方々が日本へ篤い援助をくださったことについて、心からお礼を述べることができました。進藤先生はいつもながらの流暢な英語で、スマートにお礼を述べておられました。小児肥満は、台湾でもかなりの頻度になっており、やはり欧米型の食事の影響が強いようでした。また台湾は日本以上に共働きの率が高く、子どもの数が減少し東南アジアから養子をもらうことも多いと聞きました。一般開業医は、毎日の診療で忙しく、小児肥満の問題を扱うことが難しく、小児肥満や脂肪肝の問題は、大学の内分泌の先生が積極的に研究しておられました。私は、開業医での取り組みについてお話させていただき、頑張るように励まされました。日本側の演題に対し、それぞれ台湾の専門の先生方のご発表がありました。懇親会では、台湾の先生方のなかに混じって、おいしい台湾料理をいただきました。会話が途切れると、すぐさま誰かが乾杯の発声をし、グラスを傾けるといった具合で、皆とても楽しみました。日頃の診療を脱出し、異なる国の人と色んな話しをするということは、私にとってとても刺激的で、楽しい時間でした。そして、日本のことをもっと良く知らなければという気持ちと、英語が上手にならなければと思いました。活動報告写真
 楽しい宴会の後、皆で夜市に行きました。植山先生曰く、放生会の拡大版とおっしゃっておられましたが、その通りでした。 翌日は朝出発まで自由行動でそれぞれ買い物を楽しみました。昼には、タイムズ誌にも載っていた有名な飲茶のお店で皆で食事を楽しみ、その後、台北の空港で解散となりました。
 国際交流の旅は、勉強も交流も食事も観光も楽しいことばかりでした。自分のクリニックを飛び出して、新しいことに出会うことは日常へのエネルギーとなります。日本小児科医会および丹々会の先生方も是非御参加ください。そしてご一緒に「乾杯」しましょう!





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