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日本小児科医会国際部   

台湾(2013年)Taiwan

台湾小児科医会・高雄小児科医会交流報告

委員長  進藤静生

 今年度は、日本小児科医会国際委員会と福岡地区小児科医会(丹々会)が台湾を訪問する予定になっていましたので、高雄小児科医会の劉先生に連絡を行い11月3日(日)の午前中に高雄でシンポジウムを行い、午後に、台北にて台湾小児科医会のメンバーと医療情報の交換の会議を行う予定でスケジュールを設定し、それに向けて講演や医療情報を準備しました。

表1.シンポジウムのプログラム
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 今回の参加メンバーは、東京から沼口俊介国際医委員会委員、 名古屋からは岡田純一国際委員会担当理事夫妻、山崎嘉久国際委員、福岡からは元小児科医会副会長の豊原清臣先生、植山奈実先生、森田潤先生夫妻、沖縄からは担当理事の具志一男先生と私、進藤の10名でした。東京出発の沼口先生は出発時間が羽田発07:20だったため、羽田のホテルでの前泊となりましたが、他のメンバーは大体9時〜10時頃の出発となりました。しかし沖縄の具志先生は飛行時間が約40分程度なので、東京へ行くより飛行時間が短いのでゆっくりの出発だったようです。沼口先生以外は全員、台湾桃園空港に12時ころに集合しました。沼口先生のみは羽田から台北・松山空港着なので、そこから台北駅へ移動して、新幹線(台湾高速鉄道)で桃園まで行き、われわれと落ち合う予定でしたが、台中での列車故障のため一時不通となったため、予定になかった列車で桃園駅に辿り着き、ようやく全員集合することが出来ました。われわれの搭乗予定の新幹線も35分遅れで出発し、日本の新幹線と同じ車両で約1時間40分の快適な旅の後、高雄・左榮駅へ到着しました。そこからは劉先生や高雄小児科医会の先生方の待つ漢来ホテルに到着しました。
 ホテルへチェックインするとすぐに荷物を部屋において、高雄小児科医会の歓迎会会場の中華レストランへ直行しました。会場には前回高雄医師会を訪問した時の張会長や頼小児科医会会長が歓迎して頂きました。宴席はいつもの通り、前菜に始まりスープ、蒸し物、揚げ物、ご飯もの、その間で、陳年、20年ものの紹興酒で台湾スタイルでの乾杯の連続でしたが、現地スタイルの小さめのグラスだったので、ダウンせずに済みました。その後は高雄小児科医会の先生方の案内で、足裏マッサージに連れていって頂き、お陰さまで旅の疲れがすっかり取れました。
 翌、11月3日は9時15分より漢来ホテルの会議室へ、われわれのメンバー10名と台湾南部地区の小児科医会と台湾小児喘息・アレルギー学会のメンバー約40名が参加して、台湾・日本小児科医会学術討論会がスタートしました。プログラムは表1.のように日本側からは、

1. Sick Child Day Care Management in Pediatric Clinic  日本小児科医会・福岡地区小児科医会
植山奈実先生  
2. Analysis for closure of classes during influenza 2012~13 at Nerima with statistical methods for disease clustering 日本小児科医会国際委員・東京小児科医会副会長 
沼口俊介先生 
3. New approach for child health examination in Japan ”Child rearing and child development support” 日本小児科医会国際委員  
山崎嘉久先生 

の3つの演題が発表され、高雄小児科医会からは    

1.Modified Protein Nutrient in Allergy Prevention  楊生楠先生   C:\Users\Shizuo Shindo\Desktop\DSC_3391.JPG
山崎先生の発表
2.Pneumococcal Disease and Association With Influenza  鄭名芳先生  
3. TH2 Immune Response in Kawasaki disease  郭和昌先生 

  による3つの演題が発表され、それぞれの演題に質疑、応答が行われた。
 そのあとは、全員で昼食を食べながら懇親会を行った。その懇親会の席で高雄小児科医会のWohn先生が、日本小児科医会国際委員会は、韓国・台湾・ベトナム・インドなどでも援助活動を行っていると紹介され、高雄小児科医会の先生方も日本小児科医会の国際委員会のホームページをご覧になっていることが分かりましたし、高雄小児科医会も世界に向けて活動を行ってはどうだろうかと話されていたことは、大変印象的でした。

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前夜の高雄小児科医会との交歓会
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高雄でのシンポジウム会場
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シンポジウム後の宴 


 懇親会の後は、劉先生の見送りで左榮駅より台湾高速鉄道に乗り台北へ向けて出発しました。5時過ぎに台北に到着した後は、台湾小児科医会との会議の会場でもある、シェラトンホテルへ直行しました。会場には台湾大学小児科名誉教授である呂鴻基先生を始め、李庶務担当理事、以前福岡へも来られた王先生、康先生、蔡先生にも参加していただき、台湾の健康保険制度や小児科の対象年齢などについて意見交換を行い、李先生からはBCG接種時の骨炎の発生頻度などについての宿題を頂き、データーを手に入れ次第、李先生にメールすることを約束しました。
 高雄・台北の先生方へも平成25年2月28日〜3月2日の予定で仁川の先生に方が福岡を訪問して、Incheon-Fukuoka Symposiumを開催予定なので、高雄・台北の先生方で参加希望があればぜひ福岡へおいで頂くように約束をして台湾を後にしました。

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